マクロ・マネジメント概論

今回から、身体のトレーニングを開始します。

第3講では、体の外側からアプローチするマクロ・マネジメントをお届けしますが、

この小宇宙を正しく理解し、調律していくために、科学についての私の捉え方を共有させていただきます。

動画講義

補足/ 重要なのは調和の視点

今回の動画では、敢えて「科学よりも自然」という表現を使わせていただきました。

しかし、それは「科学が劣っている、役に立たない」という意味では(決して)ありません

科学は、人類が培ってきた重要な資産であり、定量的な視点は必ず持つべきです。

物質主義に疲れ、精神世界に魅力を感じた人の中には、「科学=悪」というレッテルを貼り、定量的な検証が出来なくなる人がいますが、それは全くの見当違いであり、そういう人たちの語る(体験する)スピリチュアルは、ほとんどの場合、ただの錯覚だと私は認識しています。

極小の世界を表現する量子力学が、ニュートン力学を踏まえた先にあるように、スピリチュアルとは、あらゆる意味で、満たされた精神と身体の状態の先にしかないものです。

今回のマクロ・マネジメント講義では、科学よりも、非科学なものを常に優先する。のではなく、非科学の存在を前提としたうえで、あくまでも科学的にアプローチをしていきます。

宇宙を構成する重要な数字である円周率の “π(パイ)” というのは、3.14159265358979323846…と無限に続く神秘の数で、この羅列に法則は認められていません。

あるいは、自然界(人体)に調和をもたらす 黄金比 “φ(ファイ)” の神秘も、科学では証明が出来ていません

 

「科学的に証明は出来ない。しかし、確かに存在はしている。」そのような、”自然の神秘” の存在を前提とした無知の知を持つだけでも、世界を観る視点は変わってきます。

 

過去の偉人達も、そのような「神秘の法則」を前提としてきました。たとえば、天才ダヴィンチは、「ウィトルウィウス的人体図」によって、人体の至る場所に黄金比(φ)が現れることを記し、

「モナリザ」や「最後の晩餐」という作品を通して、世界にメッセージを残しました。

あるいは、私たちが「美しい」と感じる建造物や顔にもまた、黄金比(φ)が姿を現します。

 

こういった、自然界の神秘の存在を前提としたうえで可能な限り、科学的に実証していく。というのが、マクロ・マネジメントの講義です。

 

もちろん、私たちのビジネスとも繋がるように、ネットワークを意識して網羅的にお伝えしてまいりますので、マズローの欲求段階説をひとつずつ満たしながら、変化を楽しんでいきましょう。

PYSICAL:身体を整える講義