今回は、三要素の根底を成す、エトスについて解説をしていきます。
エトスは最も抽象度が高く、言葉にする(理解する)のが難しい概念ですが、この概念がわかっていると、執筆術や対話術の講義で大きく役に立ちますので、まっさらな気持ちで受講していただけると幸いです。
動画講義
私が考える一流のエトス
特に重要だと思うエトスの要素をいくつか書き出します。※順不同
・自責性(インサイドアウト)
私が一流だと感じる人は、例外なく自責的で「雨が降っても自分のせい」と考えています。
・無知の知(謙虚さ)
己の無知さを自覚している人は、そうでない人よりも賢く、一流に近いと思います。
「学べば学ぶほど、自分が何も知らないと気付く」
アインシュタイン、ダヴィンチ、ソクラテス、世の偉人たちは口を揃えて無知の知を語っています。
・利他性(思い遣り)
利他的で、期待以上のサプライズが出来る人は、一流の人物に共通しているように思います。
特に苦境のときにさえ、利他的でいられる人は、真善美を体現しているように感じます。





