今回は、クレジットカードの審査の仕組みを解説します。
審査に通るか不安という方には、有効なテクニックがありますので、参考にしていただけますと幸いです。
動画講義
ステータスに影響するもの、しないもの
動画内で、奨学金は影響しないと解説をしていますが、今回言及したのは、日本学生支援機構の奨学金です。
それ以外の機関の奨学金が反映されるか否かは、開示をしてみないとわかりません。
その他割賦購入なども、ステータスに反映されるかどうかは、最終的には企業側の判断になりますので、
それも含めて、気になる場合は、一度開示請求をしていただけると良いのではないかと思います。
信用の形は変わってきている
現在、クレジットヒストリーという名前が示すのは、信用情報機構にあるお金周りの帳簿を指します。
しかし、終身雇用や年功序列の神話が崩れ、形式的なステータスが意味を持たなくなってきたこともあり、
現在、徐々にクレジットに対する見方が変わってきています。
たとえば、クレジットヒストリーのステータスが低い人でも、本質的な信用を獲得していれば、
クラウドファンディングなどのサービスによって、キャッシングを得ることができたり、
フォロワー数や、実績を重視して、融資や投資を行う機関も増えてきています。
また、中国などのスマホ決済がメインとなった国では、決済時に、購入者と販売者の評価を相互で行い、
定性的で数字に出来なかった「人格の評価」が、クレジットとして換算されるようになっているそうです。
そのように、従来重視されていた “勤め先” や “収入”、”ローンの返済率” という定量的な指標だけではなく、
本質的な信用(クレジット)を獲得している人に優位な世界に向かっていますので、
私たちのビジネスで、将来のクレジットまで獲得できるように追求してまいりましょう。
あくまでも “カード発行” のためのステータスアップを目指して
上記の通り、信用に対する定義自体が変わってきているため、
個人的には、クレジットヒストリーを過剰に気にすることは不要だと考えています。
あくまでも、クレジットカードの発行のために、ステータスを上げているので、
希望のカードを発行した後は、ステータスを気にするよりも、
時代に合った信用とキャッシュ(価値)を獲得することにフォーカスすべきだと思います。
家を借りる際の信用、お金を借りる際の信用も、本質的な信用があれば何とでもなりますので、
集中すべき対象は誤らないようにご注意ください。





