2022-08-17

向き不向きはあるんだ(#胚葉 #発生学 #エピジェネティック)

犬には、プードル、チワワ、ブルドッグなど様々な犬種があり、骨格や性格、見た目や特技など、すべてが異なります。

ティーカップ・プードルが、獰猛な警察犬に憧れたとしても、努力でどうにかなる問題ではないでしょう。

同様に人間にも、生まれつきの人種は存在しますが、ほとんどの場合は「国家」や「民族」という文化的な区別がされており、生物学的(遺伝的)な区別はされていません。

そこで今回、受精卵から身体ができる経緯を学び、人間には三種の人種があることを知り、食事や運動の見直しに役立てていきたいと思います。

報われない努力(筋トレを例に)

ボディビルやフィジークの業界では「こういう身体が望ましい」という理想の型があり、その姿を目指して、日々、多くのトレーニーが筋トレに励んでいます。

体型に理想があるということは、理想の胸の鍛え方や、理想の脚の鍛え方、理想の食事もある程度の正解があり、どれだけ熱心に緻密に取り組むかこそが重要だと考えられています。

しかし(私がそうであったように)外胚葉型の骨格を持った人がこれを目指すと不幸の一途をたどります。

なぜなら外胚葉型の身体は、骨格や関節が細く筋肉や脂肪が付きにくい傾向があるため、そもそも筋肉を増やすことに向いておらず、高強度のトレーニングはリスクだけが高まるからです。

また、消化器官も繊細であることが多いため、無我夢中で食べた鶏肉やプロテインも、その多くが吸収されることなく排泄されていきます。

もちろん訓練や習慣で乗り越えられる部分はありますが、生まれ持った気質と真逆の道を辿るのは棘の道だと知るべきでしょう。

北国に住む外胚葉型の華奢な女性が、南国に多い(お尻の大きな)内胚葉型の体型になろうとしても、殆ど不可能か(仮に出来たとしても)病気になるのが落ちだからです。

胚葉型の測定ツール(Ph360)

オーストラリアの「Ph360」という機関は、最先端の発生学の研究を行い、身体の特徴を測定することで6種類のタイプに分類し、それぞれに最適な運動や食事、時間管理などの情報を提供しています。

本試験では、全身の細かい測定を行うため専属のトレーナーが必要となりますが、簡易版であればオンラインで無料で受講が可能です。

確度としては「この胚葉型の可能性が高い」という程度ですが、それでも十分参考になりますので、ぜひお試しください。

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體(からだ)を整える

 

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コメント14件

  • 小森 美由紀 says:

    翔さん
    胚葉をベースにしたPh360の詳しい解説をありがとうございます。
    過去に自分を知りたい一心で様々な分析や診断を試みてきましたが、
    ここまで芯(真)を突かれた結果に巡り合えたのは初めてでした。
    センサーとしての特徴、お食事の摂り方、適応しやすい環境など
    多方面へのホリスティックな提案は助かります。
    持久力がなく疲れやすいことがずっと悩みで、
    筋トレや長時間の有酸素運動に取り組んだことが何度もありましたが、
    実のならない努力なのだといい意味で諦めがつきました。
    主観ではなく幼少期も含め、自分自身で客観的に診断できるのは画期的なツールですね!!
    五感の繊細さを武器に強みへと変えていきたいと想いました。
    Ph360が普及することで、ひとりひとりが自分を認め生きやすい選択肢を知るきっかけになることを願っています☆

  • 天野 貴子 says:

    診断はまだ出来ていませんが、明らかに
    アクティベーターです。
    これまで色々な自己分析をして来ましたが、こちらの胚葉型で分類出来ることに驚きと的を得た分析に驚くばかりです。
    主人がセンサータイプと一致するので、今まで意見が食い違っていたのにも納得できました。
    娘も、私の子供なのに(私は手足が短い)なんで手足が長いの?現代っ子だからかしら?なんて思ってましたが、胚葉の違いなんですね。
    それぞれの特徴を知ることで、家族の過ごし方、食事の摂り方などが変わってくるので家族で診断と話合いをしてよりお互いを理解し合えるようになりたいと思います。

  • 上田悠人 says:

    面白い診断のシェアをありがとうございます!
     
    診断結果はアクティベーターでした。
    日頃からトレーニングのため、細かく分けて食事を摂るように意識はしていましたが、
    それが自分の体質に合っていることを知れたことで、
    今やっていることに改めて大きな意味を見出すことができました。
     
    また、直感で体質にあった生活をしていたのかもしれない、と自分の感覚の鋭さのようなものも同時に感じることができました。

  • あめ says:

    生まれ持った胚葉型によってこんなにも自分の日頃の行動や、性格や考え方にも影響を及ぼす事が驚きでした。
     
    それと同時に、自分が持っていない特性に憧れのような思いを持っている事に気付きました。
     
    私はディプロマットです。
     
    外胚葉型の華奢で可憐な姿形や、中胚葉型の行動力等々無いものを見てそれに近づきたいと行動して、上手くいかない。
     
    自分の特性をあって当たり前と思い、きちんと向き合ってきませんでした。
     
    自分の特性を知り、活かすにはどうしたら良いのかを考えていきたいです。
     

  • shingo says:

    これまでたくさんの自己分析ツールを試したり、コンテンツを学んできましたが、主観的なデータを元に結果を判定されるものがほとんどでした。

    ph360は客観性が重視されており、自分の傾向からも腑に落ちることがあまりにも多く、自己や他者への理解がとても深まり、実生活や仕事、対人関係においても有効活用できるものばかりで驚きです。

    僕はディプロマットだったので、自分のコツコツと積み上げ続けられる特性を活かして、より人生を豊かにしていきたいと思います。

    現在ph360は英語表記のものしかシェアされていませんが、全て和訳していただき、とてもわかりやすかったです。

    今回も素敵な講義をありがとうございました。

  • 一野瀬 裕亮 says:

    こちらの診断をやってみました。
    コネクターの接着剤でした。

    まったく知らない知見でしたので
    非常に学びになりました。

    ありがとうございます。

  • mukumuk/りえ says:

    翔さん
    遺伝で決まる3つの人種、拝見しました。
    測定の結果…コネクターでした。
    コネクターについて詳しく書かれており食事や適した環境などとても分かりやすく英語が苦手な私でも日本語訳があったので胚葉型を調べる事が出来ました。
    ありがとうございます。

    今回の結果を参考に生活習慣の改善をしていこうと思います。

    運動は小学校に入るまで心臓が弱く禁止令が出てた事もあり、負担にならない様にと今まであまりしてこなかったので無理のない程度でやってみようと思います。

  • 祐太 YuTa says:

    翔さん、胚葉の測定サイトと各特性を分かりやすくまとめて下さりありがとうございます!

    僕はセンサーになるのですが、とても当てはまるものが多く、この胚葉測定によって自分の繊細さを心から受け入れられるようになりました。

    そして自分を受け入れられると同時に、自分と同じ人は一人もいなくて、一人一人が唯一無二だという感覚も同時に深いレベルで腑に落ちた気がします。

    豊かな体格と強い臓器を、ある意味では犠牲にし、精神や思考に直結する感覚器官にがん振りした自分の特性は使い方によってはこれからの時代でとても重要な能力になってくると思うので、この強みに自信を持って磨き上げていきたいなと思います。

    ありがとうございました!

  • 歳國亞希 says:

    しょうさん
    とても貴重な動画と資料の共有をありがとうございます。

    細胞レベルで自身の特性を理解する方法があることを知り、とても驚きました。

    一つ一つの特性を自分の性格、生活習慣と
    照らし合わせながら読ませていただきました。

    診断は、主観が入ってしまいそうだった為、
    主人に協力してもらいながらやってみたいと思います。

    今までありとあらゆる性格診断や自己分析をやってきましたが、ここまで根拠に基づいた分析方法に出会うことがなかったので、一度しっかりと診断してもらいたいと感じています。

    特性を理解し、より良い生活習慣と運動習慣を身に付けていこうと思います。

    診断した際は、こちらのフォームからご連絡させていただきます。

    今回も素晴らしい叡智をありがとうございます。

  • 龍希 says:

    翔さん、記事をありがとうございます!
    とてもわかりやすく自分のタイプがわかりました!(コネクター)
    自分の長所を客観的に見れなかったり、できないことを人と比べてしまっていた自分に早く見せてあげたかったです。
    小さい頃から教師になるという夢をずっと持っていましたが、間違っていなかったんだなと思ったと同時にデスクワークに憧れるも自分にはあっていないというのがわかりスッキリしました。
    このレポートを元にまた挑戦できることたくさん増えます!

  • Azumi says:

    遺伝で決まる身体について共有してくださってありがとうございます。
    私は「小柄だ」「意外と食べるよね」「繊細だよね」と言われていたことから、人種としてどれなのか検討がつきませんでした。
    外胚葉型かな?と見ていただけでは思いましたが、結果はアクティベーター(虎、中胚葉)でした。
    動く事に苦手意識がありましたが、それは後天的な思い込みで、身体的には動けるんだ、というのは発見でした。
    よく食べるのも、動くからであり、消化器官が短いから頻度が多くなっていた事に気づきました。よく寝る人間なので、休息が必要なのも納得です。
    私は英語があまり得意ではないので、質問の日本語訳や、各タイプ別の詳細を説明してくださって本当にありがたいです。ありがとうございます。

  • Yusei says:

    自分は測定した結果、中胚葉型でした。
    型に適した食事や運動、活動内容の傾向を見れるのはとても面白く役に立ちそうですね。
    牛乳などの乳製品を食べてよくお腹を壊していたので、控えてみようと思います。

    興味深く、有益な情報をありがとうございます。

  • 山本真里 says:

    私は元々占いが好きで、生年月日などの占いで、自分を知る努力をしてきました。その中で動画、記事の内容はとても興味深く、拝見させて頂きました。
    診断の結果、私はクルセイダー(馬)という事が分かりました。パンやお米、麺類など、炭水化物をこよなく愛する理由が理解出来た反面、長きに渡り習慣化していたファスティング(16時間断食)が、適切でない事、大好きなコーヒー、練習していたアルコールが身体に合わないことを知ってショックです。
    確かに、食事をしっかり摂った時の方が内臓の働きがいい事、コーヒーやアルコールを摂取して良かった事はあまりないです。
    ここは観念して診断に則り、日々の生活習慣を改めます。
    素晴らしい情報をありがとうございました!

    • Shou-T says:

      真里さん、いつもありがとうございます。
      食品リストはあくまでも西洋諸国で取った「統計的な傾向」であり、また日本人には当てはまらない部分もありますので、最終的には身体の調子を見ながら判断していただけると幸いです。

      かくゆう私も、アルコールやコーヒーは苦手リストにありますが、毎日大量のコーヒーとワインを飲み、(調子は良いので)清々しいほど無視しています。